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認定ExperienceCloudコンサルタント合格体験記

  • 19 時間前
  • 読了時間: 7分

この記事でわかること

✓ Salesforce 認定Experience Cloud コンサルタント試験の全体像と攻略のポイント

✓ TrailheadのハンズオンとAI(Agentforce等)を掛け合わせた効率的な学習サイクル

✓ 受験前に知っておきたい、実務と並行して合格を掴むための最短ルート


読了時間:約8分

対象者:Experience Cloud コンサルタント受験者、Salesforceエンジニア



   目次




   はじめに


エンジニアに転職した後、初めて参画した案件がExperienceCloud環境でした。不明点を解決すべくSalesforceヘルプを確認しても、SalesCloudやServicecloud向けの解決策であることも多々あり試行錯誤を繰り返す日々…。

案件の枠を超えて体系的にExperienceCloudの知見を習得したいと思い、この資格を受験しました。

この記事では、「受験前の自分に教えてあげたかった」と思う攻略方法を凝縮してお届けします。


★こんな方におすすめ

・ExperienceCloudの概要を知りたい方

・Salesforce 認定 ExperienceCloudコンサルタントの概要を知りたい方

・合格のコツと勉強方法(マスト/おすすめ)を知りたい方



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   ExperienceCloudとは?


ExperienceCloudとは、Salesforce上のデータベースを利用して、WebサイトやWebポータルを手軽に作成できるツールです。


よくExperienceCloudが使われるのは、

販売店向けポータルサイト/会員向け専用サイト/FAQサイト などです。


これらのサイトにExperienceCloudを使うメリットは、Salesforce上の顧客データやナレッジを社外ユーザー向けに公開することができ、ビジネスパートナーとの関係性強化や顧客体験の向上を促進できることです。



   Salesforce 認定 ExperienceCloud コンサルタント資格とは?


Salesforce 認定 Experience Cloud コンサルタント資格とは、エクスペリエンスプラットフォームの宣言型カスタマイズ機能を使用して Salesforce エクスペリエンスアプリケーションの設計、設定、作成、実装を行うスキルと知識を証明する資格です。


2026年2月時点でのSalesforce 認定 Experience Cloud コンサルタント試験の概要は次のとおりです。


  • 問題数 :多肢選択/複数選択式の60問と採点対象外の5問

  • 制限時間: 105分 

  • 合格点 :65%

  • 受験料:30,000円 (税抜)

  • 前提条件:Salesforce 認定アドミニストレーター資格

  • 試験範囲:

ExperienceCloudの基本(8%)

共有、表示、ライセンス(17%)

ブランド設定、パーソナライズ、コンテンツ(15%)

テンプレート、テーマ(10%)

ユーザーの作成と認証(13%)

定着化、分析(5%)

管理、設定(25%)

カスタマイズの考慮事項と制限(7%)


※Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント試験との違い(個人の感想)

SalesCloudコンサルタント試験では「業務プロセスや経営目標」などビジネス寄りの設問が多い印象でしたが、ExperienceCloudコンサルタント試験では「共有ルール」「ライセンスの選定」「テンプレートの仕様」など、よりテクニカルな判断を問われる場面が多いと感じました。コンサルタントとしての提案力と、エンジニア的な技術知識の両立が求められる試験です。



   おすすめ勉強方法


さて、ここからはSalesforce 認定 Experience Cloud コンサルタントを目指す方に向けて、おすすめの勉強方法をお伝えします。私は以下の方法で業務と並行しながら約35時間程度勉強し、試験に挑みました。


何から手を付けてよいか分からない...という方はまずTrailheadの【Salesforce公式】Salesforce 認定 Experience Cloud コンサルタント 対策にアクセスしましょう。

こちらのTrailmixはSalesforceが公式に出している試験対策ですので必ず目を通すことをおすすめします。Trailhead上の各単元やモジュールの最後にあるテストに合格するとポイントやバッチを獲得できる仕組みで、ゲーム感覚で学習を進められます。


◆Trailhead活用方法①ハンズオン組織での実装

Trailmixの中に、ハンズオン組織で実際に環境構築をするセクションがあります。正直文章だけではピンと来なかったり、分かったつもりになってしまうことがあるので、実務経験の有無にかかわらず、必ず自分の手で設定画面を触ることをおすすめします。


私は案件先がExperienceCloud環境だったものの、保守から携わったこともあり、初期設定などはほぼ行っていませんでした。そのため、Trailheadを通して初めて実装した箇所も多く、非常に試験に役立ちました。


◆Trailhead活用方法②生成AIツール(Agentforce、Gemini、ChatGPTなど)を2つ以上使用する

Trailmix内にあるSalesforceヘルプ等を読んでもイマイチピンと来なかったり、和訳文だと違和感があるケースもあるかもしれません。

その場合は、以下のようなプロンプトを生成AIツールに送信することも効率的です。


その際、Salesforceの自立的AIエージェントであるAgentforceと、Geminiなどの生成AIツールの両方を活用することがおすすめです。

2つ以上使用することでハルシネーション(事実と異なる情報をAIが生成してしまうこと)の相互補完にも役立つためです。



Agentforce

Geminiなど

特徴

Salesforceの公式ヘルプやリリースノートなどの情報を優先的に参照するよう設計

膨大な学習データを保有


使用目的

公式ドキュメントに基づいた正確な機能確認

一般的な技術背景や用語の解説、セカンドオピニオンの役割


(プロンプト例)

Salesforce 認定 ExperienceCloudコンサルタント資格の試験対策をしています。
以下URLの情報を読み込み、要点をまとめてください。
出力は日本語でお願いします。
データや論拠のない内容に言及したり、そうした回答を生成してはいけません。
併せて確認したほうが良い関連情報があれば、該当するSalesforceヘルプのリンクも教えてください。

※AIの回答が100%正しいとは限らないため、回答をヒントにハンズオン組織での実装や公式ドキュメントで裏取りする習慣をつけましょう。



◆押さえておくべきポイント

●ExperienceSite作成の流れ

 ・デジタルエクスペリエンスを有効化してからサイトを公開するまでに必要な設定や手順

 ・ユーザーのニーズにあわせたサイトテンプレート、ソリューション、コンポーネントカスタマイズ

 ・トピックの種類


●外部ユーザーに関する設定/留意点

 ・ゲストユーザーの権限

 ・パートナーユーザーの有効化手順

 ・外部取引先階層の設定 など


ライセンスの種類及び各ライセンスの権限/共有モデル



   試験時の心得と合格のコツ


ここからは、日々の勉強に加えて意識したい試験時の心得をお伝えします。


① 「ライセンス」と「やりたいこと」の組み合わせを抑える

「この状況で最適なソリューションはどれか?」というケーススタディが頻出します。以下のポイントを整理しておきましょう。

○導入前の場合(ライセンスの選定)

商談オブジェクトを使いたい → Partner Community

共有モデル(高度な権限設定)は不要 → Customer Community


○導入後の場合

「構築したサイトがユーザーに見えない」といったトラブルシューティング→公開設定やプロファイル、権限セットのどこに原因があるか


② 「Salesforce特有の言い回し」に慣れる

Salesforce認定試験特有の表現に戸惑うことがあります。

例)取引先 = アカウント 商談 = 機会(オポチュニティ) など

勉強中、ヘルプサイトで違和感を覚えた単語は英語表記もセットで確認しておくと、当日焦らずに済みます。


特に試験の回答選択肢の中には存在しないそれらしい単語(例:ナビゲーションツリーなど)やSalesforceとは関係のないワードが含まれていることが多々あり「聞いたことがない」という理由で消去できる状態にするためにも慣れておくことをおすすめします。


(おまけ)ExperienceCloudに関する特有の言い回し

私が試験で実際に目にした、特有の表現をいくつか紹介します。


・認証済みのサードパーティーユーザー

 ⇒Experience Cloudにログインする外部ユーザー(例: パートナー、カスタマーなど)


・未認証アクセス

 ⇒ゲストユーザー


・ケースのたわみ

 ⇒CaseDeflectionの和訳で「ケースを起票する前にユーザーがExperienceSite上のナレッジ等を参照し自己解決する」ことを指す。「サイト訪問者のうち、ケースのたわみ率は○○%」といった形で業務効率化や顧客満足度向上の指標として用いられることがある。


・知識ベース

 ⇒ナレッジベース



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   まとめ


Salesforce認定三大コンサルタント資格のうちのひとつであるExperienceCloudコンサルタントですが、ほか2つ(Sales/Service)と比較すると特有のセキュリティルールなどがあり、キャッチアップには正直苦戦しました。

ですが、Trailheadを繰り返し行いAIツールともやり取りを重ねることで合格でき、実務でも役立っていると感じています。

次はServiceCloudコンサルタントや今トレンドであるAgentforceスペシャリストなどの取得も頑張りたいと思います。



この記事を書いた人

スズキチ(Salesforceアドミニストレーター)

🏅保持資格

・Salesforce 認定アドミニストレーター

・Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー

・Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント

・Salesforce 認定 Experience Cloud コンサルタント

インフラ業界向けSalesforce導入支援や製造業界向け活用支援に参画。要望ヒアリングやユーザーへの説明を得意とし、業務の傍ら日々進化するSalesforceのキャッチアップを認定資格の取得を通じて継続的に取り組んでいる。




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