認定SalesCloudコンサルタントの合格体験記と、IT未経験だった私が意識したこと【Salesforce】
- hinoue2826
- 8月6日
- 読了時間: 5分

目次
はじめに
IT経験無しで入社した私がSalesforce認定SalesCloudコンサルタント資格合格を果たしましたので、取得までの勉強方法をレポートしていきます。
せっかくSalesforceを扱う会社に入社したのだから、Salesforceに詳しい人材になりたいと思い、最初に「Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント資格」に目を付けました。
Sales Cloudを会社で使っているけど、うまく使えていない、なんか不便だと感じていませんか?
Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント資格を取れば、解決の1歩を踏み出せるかもしれません!
Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント資格とは?
Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント資格とは、Salesforce Sales Cloud を使って企業の営業やマーケティングを効率化し、ビジネス目標を達成するためのソリューションを設計・実装できるスキルを証明する資格です。
2025年8月時点でのSalesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント試験の概要は次のとおりです。
問題数 :60問の多肢選択式問題
制限時間:105 分
合格点 :69%
受験料:30,000円 (税抜)
前提条件:Salesforce 認定アドミニストレーター資格
試験範囲:
営業やマーケティングの課題を解決するためのシステム設計
ユーザーが使いやすいアプリや連携機能の設計
データ分析やレポート作成で成果を測定・追跡
AIを活用したSales Cloudの活用方法
ステークホルダー(関係者)への提案や説明スキル
商談やリード管理など、営業プロセスの理解
プロジェクト管理の基本知識
参考:Salesforce公式サイト(https://trailhead.salesforce.com/ja/help?article=Salesforce-Certified-Sales-Cloud-Consultant-Exam-Guide)
IT未経験から資格取得までの道のり
冒頭にお伝えした通り、私はIT未経験でテラスカイ・テクノロジーズに入社しました。
その後、3カ月の研修を経て、認定アドミニストレーターの資格を取得。
その後、派遣エンジニアとしてお客様のSales Cloudを運用保守しながら、3カ月ほどかけてSales Cloudコンサルタントの資格を取得しました。
「Salesforceに関わる仕事についたのだから、もっと詳しくなりたい!」という思いで資格取得を目指しました!
Sales Cloud コンサルタント資格の勉強法(王道)

「会社でSales Cloud の資格を取るように言われたけれど、何から始めたらいいのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これだけはやっておくべき!という勉強法をいくつかご紹介します。
■試験の概要をチェックする
いちばん初めに行うべきは、試験の概要(問題数や試験時間、出題範囲、合格ラインなど)
を知ることです。
Trailheadの受験ガイドを読んで、勉強のイメージをつかみましょう。
■Salesforce 認定アドミニストレーター(通称:アドミン)の復習
前提条件がアドミンの資格なだけあって、アドミンの知識も必要な部分が出てきます。
アドミンで勉強した部分を振り返っておきましょう。
■Salesforceの勉強にはやはりTrailhead
Salesforceが提供しているTrailmixを活用すると、必要なものを漏れなく無駄なく学ぶことができます。
わからない単語は調べてSalesforceのHelpを見ておくと安心です。
■実際に手を動かす
これが1番大事だと思います。
Trailheadで知識を付けたら、Developer Editionの環境を取得して、自分の手で機能に触ってみましょう。
Sales Cloud コンサルタント資格の勉強法(番外編)
ここまでは、よく言われている王道の勉強法をお伝えいたしました。
ここからは、上記の勉強法に加えて私がやったことを3つご紹介します。
■”コンサルタント”の考え方を理解する
アドミンの試験では、機能の内容について記憶していればよかったのですが、
Sales Cloudの試験では、「実際にこの部分を改善したいのだが、どの機能を使えば改善できますか?」と問われるので、より実践的に機能をとらえていなくてはいけません。
例えば、「上司が売り上げ予想を見れないと言っていて、見れるようにするにはどの部分を確認するべきか」また、「Salesforceの導入でトレーニングをしていない人がいるが導入を成功させるために行うべきなことはなにか」のような問題です。
特に後者のような問題は機能が聞かれているわけではないので考え方が重要になります。
内容を覚えるだけでなく、実践的に使う時のイメージをつかんでおきましょう。
■テラスカイ・テクノロジーズのオリジナルコンテンツで機能の理解がはかどった
テラスカイ・テクノロジーズには資格取得を支援するためのオリジナルコンテンツがあります。
「eトレ」と呼ばれるサイト上にトレーニング用のスライドや動画があって、いつでも見ることができます。

このように、段階を追いながら、Sales Cloudについての知識を学んでいくことができます。
私は手が空いた時間や、終業後の1時間に動画を見進めていき、その後は模擬試験を何度も繰り返し解いていました。
・例を交えながら解説してくれるので、Trailheadでは分からなかった内容も理解できた
(実際に手を動かしずらい機能等も、動画で実際の画面を見せてくれるのでイメージがつ かみやすくなります)
・模擬試験が実際の試験の形式になっているので、実際の試験の練習のように取り組めた
なお、テラスカイ・テクノロジーズではこのオリジナルコンテンツをもとにしたものを、研修サービスとしてお客様にも提供しています。
「Salesforceを体系だって学びたい」「座学だけではなく、実践的な力も養いたい」という方は、ぜひご検討ください。
まとめ
Sales Cloud コンサルタント資格を取得し、アドミンだけでは知らなかったSales Cloudの機能を知ることができました。
その結果、さらに便利にSales Cloud を活用していくためにはどうしたらよいかと考える機会が増えました。
現在はService Cloudを扱っている案件にアサインしているので、次はService Cloud資格に挑戦しています。
ぜひみなさんも挑戦してみてください!