【マーケター向け】キャンペーンメンバーの状況について解説
- nito018
- 2024年4月24日
- 読了時間: 7分
更新日:2025年12月19日

はじめに
Salesforce のキャンペーンメンバーは、その人がキャンペーンに関与したレベルを管理する項目の「状況」があります。例えば、「送信済み」、「返信済み」など、キャンペーンに合わせて追加することができます。
キャンペーンメンバーは Salesforce のオブジェクトです。リード、取引先責任者、または個人取引先がキャンペーンに追加されると、それらはキャンペーンメンバーとしてレコードが作られます。
基本的に、キャンペーンとリード/取引先責任者/個人取引先の間に直接のデータ関係はありませんが、キャンペーンメンバーオブジェクトがその中間データとして活躍し、1 対多のデータ関係を可能にしています。そして、キャンペーンメンバーの状況を適切に活用すると、データをきれいな状態に保つことができます。
この記事では、キャンペーンメンバーの状況を設定する方法について、ご紹介していきます。
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1. キャンペーンメンバーの状況について計画を立てる
リード/取引先責任者/個人取引先は、1つのキャンペーンで 1 レコードでのみ管理されます。つまり特定のキャンペーンについて、1つのみキャンペーンメンバーの状況を持つことができます。
「キャンペーンメンバーの状況」項目は、メンバーごとに 1 つ選べる選択リスト項目をイメージすると理解しやすいでしょう。
メールマガジンの例:未送信→送信→開封→クリック
セミナーの例:(招待)→セミナー申し込み→来場orキャンセル
など
2. キャンペーンへ状況の関連リストを追加する
Salesforceのキャンペーンは、それぞれ独自のキャンペーンメンバーの状況を持つことができます。同じメンバーの状況を使用することもあります。似たような状況を増やすことを防ぐために、過去のキャンペーンでどのような状況を管理していたか、確認しておきましょう。
次に「キャンペーンメンバーの状況」関連リストを画面上に配置していきます。通常、キャンペーンの「関連」タブに配置されています。
「キャンペーンメンバーの状況」関連リストが見当たらない場合は、Salesforce 管理者がリストをページレイアウトに追加する必要があります。
キャンペーンメンバーの状況を関連リストとして追加します。
1. [設定] → [オブジェクト マネージャー] に移動します。 「キャンペーン」を検索または検索 → サイドバーで「ページレイアウト」を検索 → クリックして「キャンペーンレイアウト」を編集します。
2.リストを下にスクロールして「関連リスト」を見つけます。 「キャンペーンメンバーの状況」関連リストをページにドラッグします。

3. キャンペーンメンバーの状況の作成
Salesforceでは、デフォルトでキャンペーンメンバーの状況が 2 つあります。
送信済み
レスポンスあり
これらを使用しても構いませんし、キャンペーンのニーズに合わせて追加のものを作成したりできます。
既存の状況を修正することもできます。キャンペーンメンバー関連リストの▼ボタンから [編集]リンクをクリックします。

Salesforce でキャンペーンメンバーの状況を新規作成する方法
下の画像で強調表示されている [新規]ボタンをクリックします

4.状況で重要なものは「レスポンスあり」としてマーク
キャンペーンメンバーの状況の関連リストを見ると、「来場」という列があります。 「来場」の状況は、見込み客がキャンペーンに対してリアクションがあったということで、重要な意味を持ちます。ウェビナーに「セミナー申し込み」したよりも「来場」したほうが価値あるリアクションですよね。
どの状況でも「レスポンスあり」に設定できますが、特に重要なアクションには「レスポンスあり」のチェックを入れておきましょう。メンバーが「レスポンスあり」状況を多く残したキャンペーンは、質の高いリアクションがたくさんあったという意味なので、よいキャンペーンだったと評価できます。

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5.キャンペーンのコピーをするTips
マーケティング部でよくある運用として、既存のキャンペーンを複製して新しいキャンペーンを作成することがあります。こういう場合、新しいキャンペーンのキャンペーンメンバーの状況も、元のキャンペーンと同じものが選べるようにしたいですよね。
キャンペーンの複製方法は2つあります。
コピー:新しいキャンペーンはデフォルトの状況(送信済み、レスポンスあり)をコピーします。
関連情報とともにコピー:新しいキャンペーンは、元のキャンペーンが持つキャンペーンメンバーの状況ごとコピーします。
※関連情報とともにコピーのボタンは、ページレイアウトに追加する必要があります。

[関連情報とともにコピー]ボタンを使用して状況をコピーすると生産性が向上しますが、その他の情報をコピーしたままで修正し忘れてしまうリスクが存在します。そのため、チームの全員がコピーできるように、あらかじめ状況をセットしたテンプレートキャンペーンを作っておくとよいでしょう。
6. キャンペーンメンバーの状況を文書化する
文書化は誰もが好むタスクではありませんが、チーム内でキャンペーンメンバーの状況を統一する場合は必要です。作成したテンプレート(キャンペーンメンバーの状況がセットされたもの)をシェアすると良いでしょう。
チームでキャンペーンを使用する場合、テンプレート化やガイドでルールを決めておくのは重要です。
ユーザーはキャンペーンメンバーの状況をフリーテキストで登録できます。そのため、あまり自由にしてしまうと、レポートで混乱が生じてしまい、結果として一貫性が失われてしまいます。理想的にはキャンペーンの種類ごとに、キャンペーンメンバーの状況を合意しておきましょう。
7. キャンペーンメンバーの状況をレポートでチェック
Salesforce レポートには、キャンペーンに関するレポートタイプが複数準備されています。
キャンペーンメンバーが関連するキャンペーン
リードが関連するキャンペーン
取引先責任者が関連するキャンペーン
リードと取引開始済みリード情報が関連するキャンペーン
など

レポートビルダーで、「メンバーの状況」項目を追加して、キャンペーンにおけるメンバーとその状況の内訳を精査しましょう。簡単にキャンペーンでデータをどこまで細分化されているかを確認することができます。
まとめ
Salesforce のすべてのキャンペーンメンバーには、そのキャンペーンに対する個人のリアクションレベルを表す「状況」があります。
適切に値をプランし、「レスポンスあり」の状況がどのように機能するかを理解し、正しい値が 1 つのキャンペーンから次のキャンペーン (コピー作成時) に確実に引き継がれるようにすることで、将来的に大きな問題を回避できます。
弊社のスタッフは、Salesforceのコンサルタント資格を持ち、キャンペーンの活用方法についてトレーニングを受けています。Salesforce活用に課題を抱えている方は、ぜひお問い合わせください。
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この記事を書いた人
のびすけ(マーケター)
🏅保持資格
・Salesforce 認定 Data Cloud コンサルタント
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
・Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント
・Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター
・Salesforce 認定 Service Cloud コンサルタント
・Salesforce 認定 Tableau Desktop 基礎
Salesforceシステム管理者を経験し、マーケターへキャリアチェンジ。BtoBマーケティング歴は15年。直近ではマーケティングトレーナーとして、再現性のあるマーケ施策の設計と育成支援に携わっている。

