株式会社テラスカイ・テクノロジーズは、4月26日(水)、認定NPO法人CLACK様が支援している高校生を会社に招待し、ITキャリア支援のサポートをさせていただきました。
▼認定NPO法人CLACKについて<https://clack.ne.jp/>
認定NPO法人CLACK(以下、CLACK)は、経済的・環境的に困難を抱える高校生を対象としたプログラミング学習支援とキャリア支援を行っている認定NPO法人です。
同法人は自社が行うプログラミング支援とキャリア支援を「自走支援」と呼んでいます。
学習支援や居場所支援だけでは培われないものがあると課題を感じ、子どもたちに、将来様々な困難に遭った際の「逆境を乗り越える力」と「生き抜く知恵」を身につけてもらいたいという思いが込められています。
▼背景
CLACK様は、キャリア支援に対し、
「高校生が将来的に自走するためには、プログラミング学習支援で得られる技術や継続的に学ぶ力だけではなく、社会の実態に関する知識が必要不可欠である」という考えを持っていらっしゃいます。
そして「社会の実態に関する知識」を身につけるためには、
・ワークショップを通じてお金や生活、進学、就職に関する正しい知識を身につける
・多様な生き方、働き方をしている大学生、社会人と話したり、企業見学をしたりすることで、将来像を描く機会を得る
上記取り組みも必要である、ということも認識されています。
そのような背景から、今回の弊社への会社見学と、キャリア支援サポートへ繋がりました。
▼キャリア支援サポートの詳細
弊社で毎月開催している「業務共有会」の見学をいただいた後、高校生と当社エンジニア社員で座談会を実施しました。(※業務共有会:お客様先で就業しているエンジニアが自身の業務や大切にしている考え方などを発表する場)
弊社は、業界や職種に関係なく、多様な経歴の社員を毎月採用し、ITエンジニアへとリスキリングしています。様々な経歴を持つ社員を採用する理由は、それぞれの過去の経験がお客様とのコミュニケーションで役立つと考えているからです。お客様との対話を通じて理解を深めることで、真の課題や悩みの発見に繋げ、解決することを大切にしています。このため、一般のIT企業と比較して、コミュニケーション力に優れた社員が多く所属しています。その点を高校生は興味深く聞いてくださいました。
高校生からはたくさんのご質問をいただきました。質問の内容としては、
・お客様からどのように業務の依頼が来ますか?
・仕事をしてきて一番嬉しかったとき、嫌になったときを教えてください。
・仕事のモチベーションの保ち方を教えてください。
・業務は在宅で行っていますか?
・今後どのような業務経験をしていきたいですか?
・学生時代にやっておいた方がよいことはありますか?
・大学ではどのようなことを学んでいましたか?
など、「働くこと」に対する実際のイメージを膨らませる質問もあれば、
学生時代の過ごし方に関する、高校生ならではの質問もありました。
※座談会の様子
座談会を終え、感想をお伺いさせていただくと、
CLACK様からは、
「実際にエンジニアとして働いている社会人の話を聞く機会はあまりないため、
私たちにとって大変よい機会になりました。」
参加してくれた高校生からは、
「社員の皆さんが優しく色々なことを話してくれ、今後に役立つ、ためになる情報をたくさん聞くことができました。」
と嬉しいお声をいただくことができました。
テラスカイ・テクノロジーズでは、今後もCSR活動を継続していくとともに、社会課題であるIT人材不足に対し、リスキリングによるIT人材の育成・創出により一層取り組み、「人」の力で日本のDX推進に貢献して参ります。
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